こんにちは!
阿部千恵美の『情熱輩先』へようこそ!
今日は私阿部千恵美が、先輩経営者様に
学ばせていただくコーナー
【情熱輩先】をお届けいたします。
今回お話を伺いましたのは、
オアシス倶楽部ブログでも
ロンボク開発事業でお馴染みですね。
NEXT GROUPの中邨宏季代表です!
中邨社長は、ロンボク不動産事業において、
日本国内で大きなムーブメントを
巻き起こした立役者であり、
まだ20代の当時から業界のパイオニア
として常識に捉われず、率先して
新しい事を取り入れる風雲児であられた方。
そんな中邨社長が何でも最近、地元愛知県に
【24時間無人営業のスイーツ専門店】
をオープンされたとか。
24時間お持ち帰りスイーツ専門店
『ご褒美はSweetsで』
2024年3月30日オープン!
オープン1ヶ月経たずに
来店者数は5,000人を突破!!!
すごっっっ!!!
という事で今日は、
当倶楽部 IT事業部の大山ともこさんと
『ご褒美スイーツ』から中邨社長の魅力に
迫っていきたいと思います!
阿部:中邨社長よろしくお願いいたします。
ちょっと私、小耳に挟んだのですが、
最近スイーツのお店をオープンされたとか?
ーそうなんです。3月の末に、
無人で24時間営業のスイーツ専門店を
オープンしました。
阿部:スイーツ専門店!私、スイーツが
大好きなんです!!!なので嬉しくて、
少しネットで見させていただいたのですが、
あれって、全部冷凍なんですか?
ーそうです。全部冷凍で、
持ち帰り専門のお店ですね。
阿部:愛知県に店舗があるということは、、
松山の私だと、買って松山に帰る頃には
ちょうど食べ頃ってことですね!
ー(笑)ほんとそうですね!
ちょうどいいと思います。
阿部:置いてある商品は、全国から
取り寄せてらっしゃるんですよね?
ーそうです。全国各地から取り寄せて、
色々比較しながら選んでます。
阿部:ということは、、会社に
スイーツ女子がいらっしゃるのですか?
ーいや、ほとんど僕が選んでますね(笑)
僕の好みだけだと偏っちゃうので、
映えるかどうかが大事だし、
味や価格のバランスとか、
色々見てはいますけどね。
阿部:中邨社長もスイーツ好きってこと
ですね♡では、お店を始められるきっかけに
なった事って、何かあられるのですか?
ー元々弊社は、コワーキングスペースを
全国で展開している会社でもあるので、
無人運営とか24時間運営を
ずっとやってきてるんですよね。
その中で、僕ら『地方創生』も
一つの理念なんです。
「地方で自由に働けるスペースを作ろう」
って考え方の基やってますけど、
コワーキングスペースって、あくまで
オフィス街やビジネスマン向けなんですよ
ただそうすると、地方で多く余ってる、
例えば商業施設が過疎ってるところって
いっぱいあるわけじゃないですか。
商店街とか商業施設とか
「単独じゃ、なかなか人を呼べないよね」
ってところがすごく多くなってる。
その中で、コワーキングスペースだと
「オフィス街以外の場所だと難しいな」
っていうのがあったんですね。
じゃあ、そういう商業施設のある、
車で行くような郊外の場所で、
ビジネス的に無人運営で成立できる
ものは何かな?って考えた時に、
いくつか選択肢はあったんですけど、
最終的にはスイーツにしたっていう
ところですね。
阿部:他の選択肢はどんなものが
あったんですか?
ー同時に検討を進めていたのは、
無人の肉の販売
冷凍肉専門店
後はカレーパンとかカレーとか。
比較的どの分野もパンは多くて、
「美味しいものが24時間いつでも
手に入る形であれば、ある程度
成立させられるであろう」って
いうのは他にも沢山あるんですよ。
コロナ禍だと、餃子が全国的に増えた
じゃないですか?
それと同じような感覚ですよね。
阿部:最終的な決め手は何だったんですか?
ー最終的には、一番ファン層が多いって
いうのと、人間は欲で動きますから。
一番人間の欲望を刺激するのは
『スイーツ』なんですよね。
砂糖とか小麦粉って強いんですよ、
マーケティング的に。
阿部:わかりますーーーー!
弱いんですよ、スイーツに(笑)
ーそこで僕らやっぱり無人販売店なので
100均みたいな『低価格薄利多売』な
やり方だと入れ替えに手間がかかりすぎ
ちゃうので、一つ一つちょっと高単価に
したかったんですよね。
低単価にすると「スーパーとかコンビニ
でいいじゃない?」ってなっちゃうので
そことは競合したくないんですよ。
全国的なところで言うと、
シャトレーゼなんかがそうで、
大量生産できる工場があるとやっぱり
コスパがいいんですよね。
そことは勝負する気がなくて。
要するに、全国展開しようと思うと、
大量生産できることが前提の商品しか
並べられなくなるじゃないですか。
でも逆に言うと、僕らみたいな小規模で
やろうとすると、それが真似できない分野
でどうするかっていう風に考えるんです。
そうすると、パティシエさんが本当に
手でちゃんと作ってるようなものとか、
ご当地でしか手に入らないような
"工場で大量生産できないもの"を
敢えて選択して、それを『どこでも
食べれるような流通網を作ってしまおう』
っていうのが一つの考え方です。
そうするとちょっとやっぱり高単価。
500〜600円くらいするスイーツが
多いんですよ、うちの店は。
なんで、お店の名前は『ご褒美』
にしてるんですよね。
阿部:なるほど!納得です。
ー【ちょっとご褒美】
毎日買うっていうよりは、
ちょっと頑張った時に自分へのご褒美
ちょっと贈り物したい時にとか、
そういうジャンルに意図的にしたんです。

阿部:至福のスイーツ(^ ^)♡
でも、無人店舗ってリスクがありそうに
私は思うのですが…。
ーネットが多いじゃないですか?
コロナ以降。その中で敢えて店舗にして、
しかも無人。
そうしてるのって、結局
デメリットよりメリットの方が大きいから
選択してるだけであって。
色々ニュースとかで出るじゃないですか、
「無人販売店の窃盗」って。
あれって結構ラッキーだなって思ってて。
阿部:んんん???ラッキーとは???
だって窃盗ってされても、ぶっちゃけ
数千円位なんですよ。
むちゃくちゃ頑張ってダンボールに
いっぱい入れても1〜2万円位。
逆に言うと、たかだか数千円で全国ネット
で宣伝してもらえると考えると”ラッキー”
って僕は思うくらいで。
セキュリティはちゃんとしますけど、
むしろ全然いいですよ、ですね(笑)
阿部:えっ!?そういうことですか!
ー防犯カメラはバッチリ付いてるので、
めっちゃ顔は晒しますけど(笑)
せっかくニュースで出るなら、
店舗名もちゃんと言ってね、って話で。
あと、プラス経営的な数字で考えると、
万引対策ってところですよね。
スーパーでもそうじゃないですか。
100%万引きを防ぐことは
どうせできないんですから。
人がいることによって、ある程度は
抑えられると思うんですけど、結局
あんだけ店員いても万引きするんですよ。
人がいれば、毎月1万円で抑えれますと。
人がいなかったら2万円になっちゃいます
っていう話でも、1万円の損失が増えた
ところで、人を配置するのにひと月平気で
20万、30万かかるわけじゃないですか。
『1万円捨てた方が利益伸びますよね』
っていう割り切った考え方で。
逆に言うと、そこで無駄な人件費を
省いてるから、商品自体は無駄に高く
ならずに、お安くお客さんに提供できる
体制が作れるわけじゃないですか。
阿部:た・し・か・に。
ーだから、無人に全然デメリットは
感じてないですね。
「たまには(窃盗も)あるだろう」
って最初から思った上でやってるので、
気にしないし、たまにあっても
「まぁ想定内だよね」ってくらいですね。
阿部:実際、窃盗はあったんですか?
ー今の所、見つけられてないですけど、
気付かない内にやられてて、もしかしたら
棚卸しの時に気付く可能性はありますけど
阿部:まだオープンして間がないですよね。
ーそうですね、3月30日オープンなんで、
まだやっと半月っていうところですね。
阿部:商品の数はどのくらいあるのですか?
ー今、どのくらいだろう。
70〜80種類位じゃないですかね。
阿部:わっ、すごい品数ですね!
ー多分今後、もうちょっと増やして
いきます。うちってちょっと店舗が
他の無人店と比べて大きいんですよ。
無人店舗の小さいところだと、
5坪位のところもあるんですけど、
うちは25坪位あるので。
その中に大きな冷凍庫が14台程
あるんですよね。
阿部:14台もあるんですか!広いんですね!
私は昭和生まれなので、どうしても
「手に取って見たい」と思ってしまうんです
ネットって自分のイメージなので、
実際の大きさが分からなくて、届いてから
「えっ?こんな?」って思ったりしますけど、
でもそうやって"全国の選りすぐりの商品"を
手に取って買えるのはいいなと思いました。
ーそうだと思います。何でもオンラインで
取り寄せて買えるんですけど、
人間の「スイーツ食べたい」の欲求って
「今!食べたい」んですよ。
「すぐ食べたい」んで。
取り寄せで2,3日後に来ても、
しょうがないんですよ。
だから、目の前に並べるっていう価値は
すごく大事なんですよ。
あとは、目的なくてぶらっと
見に行こうかなって人でも、
目の前にあったら買いますから。
阿部:買っちゃうー!
500円くらいだと、ちょっとご褒美に
やっぱり買っちゃいます!
ーそれがやっぱり大事ですよね。
地方行くとやっぱり、
24時間やってるところも少ないですし。
阿部:ほんと、24時間っていうのが
すごいなと思ったんです。
ー統計を見ると、夕方以降の方が
はるかに売れてるんですよ。
大体、街のケーキ屋さんは夕方に
閉まっちゃいますから。
でも実際は、
閉まる時間からお客さんが増えるので。
阿部:特に仕事終わりの女子とかは…、
仕事が終わった後に結局もうないから
コンビニスイーツになるんですよ。
ーそうですよね。だからやっぱり
見てるとね、18時から22時位の間
って結構売れるんです。
阿部:わかる〜〜〜〜!!!その時間。
今お店って愛知県豊川市にありますが、
全国展開も考えてらっしゃるんですか?
ー最初から多店舗展開するつもりで
作ってます。
阿部:そうなんですね!どこかもう次を
イメージされてるんですか?
ー最初は僕らのお膝元の愛知県で
ドミナント(複数の店舗を特定のエリアに
集中して出店し、その地域で高いシェアを
狙う戦略)で多店舗にしようかなと
思ってはいますけど、最終的にはある程度
広げてもいいかなと思ってますけどね。
よくあるフランチャイズの形にするのか、
直営で広げるのかってところは、
今後の展開を見ながらかなと思ってます。
フランチャイズの方が全国展開しやすい
んですけど、僕らのコンセプトとして
大量生産できないものが多いので、
フランチャイズで増やしすぎても
商品が追いつかないんですよ。
20店舗、30店舗ならまだしも、
200店舗、300店舗ってなるとちょっと
無理だろうっていう商品は結構多いので。
そのあたりは、どうしたもんかなって
いうのはありますね。
阿部:なるほどー。中邨社長のそういう
”発想”っていうのは、若い頃からですか?
ーいや、そんな特殊な何かがあるとは
思ってないんですけど、
僕元々、美容師やってたくらいなので。
阿部:えっ???美容師???
ーそうなんです。20歳くらいまでは僕、
美容師だったんです。
その時は全然何も考えてなかったですよ。
起業しようとも思ってなかったですし。
阿部:そうなんですか!?それがなぜ?
ーたまたま起業したら、そっちの方が
楽しいからずっとしてるってだけですね。
阿部:たまたまって…。
ーそうですね。
別にそんな『想い』とかないんで僕。
阿部:「たまたま」のその「たまたま」は、
何の事業からだったんですか?
ー僕の場合は、不動産の分野から
だったんですよ。
美容師やってても全然生活が豊かに
ならないので、どうせやるならもっと
豊かにしたいなっていうところで、
サラリーマンやりながらでもできる
『副業』として始めたのが、
不動産の分野だったんですね。
お金ないから銀行からお金を借りて、
アパートを買って。
要するに『大家さんをやろう』みたいな
感覚だったんですよね。
そこがスタートだったんです、最初は。
阿部:うまく副業がまわっていきだしたから
そっちの方へ?
ーそうですね。20代半ばでもう、
サラリーマンの収入より多くなって、
一般的なサラリーマンの年収の数倍は
勝手に入るようになって、そこから
25,26歳で完全に独立して色んな事を
やりだしたんですけどね。
阿部:色んな事があるのでしょうけど、
私たちがオアシス倶楽部で関わらせて
もらってるロンボク島っていうのも?
ーそうですね、海外。でもそれも
ある意味、不動産ですけどね。
まぁたまたま、ある有名な
アイドルのお父さんに連れられて、、、
阿部:アイドルのお父さん???
連れられて?????
あらっ?ご褒美スイーツから…
お話は何処へゆくのでしょう?
中邨社長の「ひょえー!」な過去の経験に、
もしかしたら・・・
続きをお楽しみに!
Comments