「紀州南高梅」収穫を体験してきました!その2
- 倶楽部 オアシス
- 7月11日
- 読了時間: 3分
和歌山工場見学ツアー その2
梅の仕分け作業体験をした後は、
バスに乗って梅林見学です☝️
年に2回の梅シーズン💡
花見の2月と
収穫の6月は
紀乃屋さんの自社梅林も
見学させていただけるという事で
(株)紀乃屋さんで
現場を統括されている寺本部長と
焙煎千恵美さんガイドで出発🔥
このお二人の掛け合いが
また、楽しいの😆
「皆様、左手に見えますのは〜♪」
『パイロット』
と言いまして、
「切り開いた」
っていう意味なんですけど、
「南高梅」が開発されてできた時に
この地域一帯に、
南高梅を植える為にわざわざ
山を切り開いた場所なんですね😮
↑2月の梅の花が咲いた頃🌸
南高梅は、明治時代に、実の大きな
「高田梅」として栽培されはじめ、
長い間品種研究調査に携わったのが
南部高校の先生と生徒であった為、
高校名と高田梅を見つけた高田氏にちなんで
「南高梅」と名付けられ、
昭和40年に農林省に登録されています
そんなに前の話では、ないのですね🧐
それにしても、
南高梅を植える為に山を切り開いてしまう
なんて、、
今では、全国の梅の収穫高のうち、
6割にも当たる約6万トンをこの地域で生産
たった60年で
梅で日本一のブランドを作り上げてしまう
知れば知る程
南高梅って、
この地域にとってすごいものなんですね🧐
パイロットを左手に山道を
どんどん進んでいくと、
梅林と梅林の間
行く手に覆いかぶさるように生えている
白いキレイな花が見えてきました
この花は、
「サンゴジュ」という防風林だそうです
結構大きなこの木は、
獣害対策にもなっているんだとか💡
バスを降りて、
「ジブリみた〜い✨」な道を歩いていくと、
一面に青いネットが敷き詰められてる
自社梅林に到着!
このネットのシステムが
まぁよくできていて、
南高梅は完熟してから収穫されますが、
落下してしまう実に傷がつかないように
ネットを張り巡らしてクッションにする
ことで見た目の美しい梅干しになるのと、
斜面を活かすことで、落下した梅が
集まるようになっていて、
手作業で拾うことの手助けをしてくれて
いるのです☝️
「えっほえっほ」
みんなで拾いましょ♪
食べちゃってる人もいますけど😆
南高梅は、
すももやアンズといった果実の仲間
なので、完熟して落下した実の
フルーティーななんとも良い香りが
ただよっています🥰
一番ピークの収穫時には、
20kg位入るコンテナに山盛りが
1日になんと70杯、80杯‼️
ぜーんぶ手作業です
しかも!取って終わらない…
収穫した梅は、時間との勝負
鮮度が命なので、
作業場に持って帰って、
洗って、大きさで選別
塩漬けまでを当日中にするとか
当日って、
夜が明けるまでの当日のこと
なので、この時期は、
明け方まで仕事して
数時間睡眠を取ってまた早朝から収穫
こんな毎日が約1ヶ月続くそうです
すごい😱
新鮮なうちに塩漬けにすることと
作業場での丁寧な作業が相まって
良い塩加減の美味しい梅干しが生まれる
「いい塩梅」は
こういったところからきているのですね💡
思い思いに梅の実を拾って、
収穫期でしかできない
貴重な体験をさせていただきました!
大満足された様子の皆様
バスに乗って、戻りますよー!
ささっ、最後の工程は
本社工場の内部見学にまいりましょう!
続く
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