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アグリボーイズの修業日記で今年もよろしくお願いします!

執筆者の写真: 倶楽部 オアシス倶楽部 オアシス


「やっほ〜!」

と叫びたくなる場所から

あけましておめでとうございます!


年初めのオアシスブログは、


何?この楽しそうな乗り物??は???

気になって仕方がない

オアシス倶楽部 IT事業部大山が、

アグリボーイズの実地研修の様子を

お届けしたいと思います。



アグリボーイズは愛媛県伊予市で

野菜や米作りだけではなく、

梅事業に大奮闘しているところですが、


「大規模な梅事業」と㈱エタニティ

田坂拓己社長はいつも話しています。


が、

大規模って???


「地元で眠っている土地を開墾して蘇らせて

広大な土地一面に梅の木を植える。


そして、伊予の景色を変えたい!


と話す拓己社長。


数年をかけて、地域の一角ではなく、

高速道路から見える伊予の景色が

今とはガラリと変わるような規模の大きな

事業をやろうとしているのです。


そんな規模の事業を、農業初心者の

自分達だけで一からやろうとしているか

と言えば、そんな事はありません。


既に成功している事業であり、師匠とする

方々からに教わりながら行っています。


教わっているのは、

梅の生産量は58年連続日本一

全国シェアは6割を超える

梅の里、梅の聖地


梅の一大生産地として有名な

紀州とも呼ばれる和歌山県のみなべ町。


町役場には、全国唯一の「うめ課

があるほどの日本一の梅のまち


本場中の本場で実地研修を受け、

愛媛に持ち帰り、

学んだ通りに自分達でやってみる。

を繰り返しているところです。


そんな訳で今回は、寒い冬の時期に行う

梅の木の剪定作業を学びに行きました!




↓成木(せいぼく)と言って、

本植えしてから20-25年程生長した

立派な木を剪定していきます。



太くてしっかりした木の枝を切るには、

機械を使うのですが、


わお!木の上に登っちゃうわけですね。

すごい!!



梅の花や実がつかない古い枝や、

余分な新芽を剪定。


冬の休眠した梅の木が春になり樹勢を

取り戻す前に、形を整えて日当たりと

風通しをよくするため、交差した枝や

同じ方向に伸びて重なった枝を剪定して、

新しい枝がうまく伸びるように促します。


梅の木は、縦ではなく横に広げるように木を

伸ばしていくので、上の向かって伸びる枝や

内側に伸びている枝も剪定しておくんですね


横に伸ばせば幹が太くなって収穫もしやすく

なりますが、余分な枝を落としている分、

葉の数が減り実が大きくならない、、、

さじ加減が難しい作業です。




↑今愛媛で育てている苗木と成長段階が

同じくらいの、芽が出てからまだあまり

年の経っていない幼木(ようぼく)も


1年後、2年後と枝を伸ばす方向や

苗木全体の形をイメージしながら剪定する

ことが大切で、答えが一つではない為に

個人差が出ると教えてもらいました!


剪定によって収穫量や実の大きさが

変わってくるので、2人で認識を統一して

作業する必要があるなと感じました。


今回、冬の剪定をしてみて、

また課題がたくさん見えてきました。



2日目からは、これまでも体験したことの

ある作業を再度させてもらいました。


「どぶあげ」と言って、

タンクに漬けている塩漬け梅を70cm

くらいの正方形の「ざら」に

すくい上げる作業です。



とても体力を使う重労働ですが、この作業を

経て天日干しした梅が梅干しとなっていく

大事な作業です。


すくい上げた梅同士がくっついてると、

天日干しした際に梅の皮が破ける原因になる

ので、細かいところにも気を使いながら

実践を重ねる必要がありそうです。



最終日は、梅干しの選別作業。



天日干しされた梅干しを、一粒一粒手作業で

傷や皮の破れ、実の堅さ等で

厳しく選別していきます。


A級、B級、C級だけではなく、外や切れ等

選別基準が細かくあって、なかなか難しい。



しかも、皮がとても薄く実がぷっくりと

した紀州南高梅は丁寧に扱わないと

皮がすぐに破れてしまいます。



が、紀乃屋さんの方はさすが!

ビックリするほど丁寧で正確。そして早い!



一つひとつの作業に、一朝一夕では

身につかない熟練の業を見せてもらい、

身が引き締まる思いがした研修でした。


紀乃屋の皆さん

いつもありがとうございます!



2024年

気持ちを新たにスタートしました。

今年もアグリボーイズ2人で、何とか

もがきながら頑張っていきますので、

応援どうぞよろしくお願いします!!









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