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【情熱輩先】目の前のことを一生懸命に、そして楽しむこと

執筆者の写真: 倶楽部 オアシス倶楽部 オアシス

こんにちは!焙煎千恵美です!

今回は先輩経営者様にわたくし阿部千恵美が

学ばせていただく【情熱輩先】を

お届けしています。


今日はその第3弾!!!

最終話となっております。


第1話


第2話



今回オープンされた

【24時間無人営業のスイーツ専門店】

を含む複数の事業を抱えておられる

中邨社長ですが、

実は、社員やアルバイトを

一人も雇用されていないとか。


じゃあ、お一人でされているのかと思えば、


「僕がいなくても回るようにしてるので」と

爽やかなお顔でさらっと仰いますが、、、


どゆこと???


中邨社長の頭の中と心の中を少し、

覗かせていただきたいと思います!




阿部:社長もいなくても回る仕組み作り!



ーアウトソーシングですよね。

雇用は以前トラブルあった時に、

色々苦労した経験があって。


それに、人を育てるなんておこがましい

今は僕思ってるんで。


なかなか人を育てるのは、

得意な方ではないんですね。

できる奴は勝手に育つし、

育たない奴は時間かけても育たないし。


そこに投資してあげるほど、

僕らは余裕があるわけじゃない


だからそもそも、それをしなくても

拡大できる仕組みにしたらいいじゃないか

って作ったビジネスモデルではあるので。


だからすごい楽なんですよ。

求人しなくてもいい、

人も育てなくてもいいから、

人に振り回されることがないんですよね。


飲食店とか今、人が集まらなくて、

なかなか店舗が開けれないなんて悩みが

あったりしますけど、そこがないんで、

店舗拡大する時にも人を集めなくても

いいからすぐできるんですよ。


ロンボクだけは、雇用をちゃんとして

スタッフたちがいますけど。


日本はそんなにね、最低限の人員だけで

事業拡大すればいいかなと。


でも、確実に人をたくさん雇わないと

成立しない規模になってきたら、

大手さんに売却しようと思ってるんで。


人に悩まなくていい規模感までは

自分たちでやる。



でもこれ、別にいい事ではないんですよ。

『地方創生』を考えたら、人の雇用を

作ろうと考えないといけないんですよ。


ただ僕はそういう考え方ではない、

ということですね。


人の雇用は作らないけど、

人のチャンス

自分で独立したい人たちのお手伝いは

してるし、応援してるんで。



阿部:チャンス作りですね。



ーそうですね。自己責任で頑張れる

人たちの応援をしてるだけですね。


スイーツはしばらく直営で拡げますけど。



阿部:スイーツと言えば私、気になってた事

があったんです。インスタなどを拝見すると

私の知ってるアイスクリームがあったんです




あれって、オアシス倶楽部でも取り扱わせて

もらってる『京都利休園』さんのアイス

ではないですか?


【京都利休園】



ーそうなんですよ。先日、田坂さんに

ご招待いただいて和歌山に梅を食べに

行ったんです。




阿部:紀乃屋さんの工場見学に

行かれたんですね?




ーそうなんです。梅食べに行ったら、

目の前に美味しそうなアイスがあったんで




で、目の前に責任者の方もいらっしゃった

なんで、その場で直接交渉して。



阿部:えっ!その場ですぐに!?

私もそのアイスをいただいた事があって

とても感動したんですけど、中邨社長は

なんでそのアイスをお店に並べようと

思われたんですか?



ー味はもちろんそうなんですが、

実績とかブランド力とかもあったんで。


これは売るの難しくないだろうなって

思いましたし、どっちかって言うと、

アイスの中では高単価なギフト用商品

として流通させているものだったので、

そういうギフトのものって、セットで

結構大きいじゃないですか。

だから通販とかで見ても、やっぱり

4,000〜5,000円くらいのものが

多かったんですよね。


それを1個単位で買えるようにするだけ

でもある程度需要はあるだろうなって

思ったんですよね。



阿部:セットを1個だけ買えるのがいいです!



ーうちでは1個400円台から買えるんで。



阿部:それが嬉しい!



ーそういう考え方ってやっぱり、

ビジネスチャンスになるもので。


まとめて大きく買わないといけないものが

バラで買えるよってだけで価値はある


最近で言うと、コストコの再販店が

増えてるじゃないですか。

単純にコストコで買ったやつをバラ売り

してるだけなんですけど。

それが成立するくらいなんで。


僕からしたら、コストコのバラ売りして

割高になったら、あんまり意味ないん

じゃないかな?って思ったりしますけど。

それでも売れる世界ですから。



阿部:私、愛媛に住んでるんですけど、

愛媛にコストコないんです。

だからそのコストコの商品をバラ売りに

してくれるだけでありがたいです。


なのでそういうセットだと、ちょっと

高いなって思って買えないものでも、

1個だけ食べたい!で買えるって

嬉しいなって感じました。



ーそうですよね。

見てても楽しいと思いますよ。


京都利休園さんのアイスも

宇治抹茶とほうじ茶、それぞれ4種類ずつ

置いてありますけど、全種類目の前で

並んでるだけで嬉しいじゃないですか。




阿部:ど・れ・に・し・よ・う・か・な♪

ですよね。



ーそうなんです。目の前にあるから

送料もかからないし、その時の気分で

買えますからね。これから夏に向けて

アイスはちょうどいいですよね。



阿部:今店舗に70〜80種類ある中で

一番人気は何ですか?



ー1番人気はティラミスシリーズか、

パンケーキ缶ですね。




阿部:缶かんで冷凍なんですか?



ーそうです、缶で冷凍です。

あれ、周りが透明の作りなんですよ。

なんで、中の断面が全部見えるんですよ。



阿部:えっ?イラストかと思ってました!



ー違います。本物の断面なんです。




やっぱりね、映えさせるには断面が

すごく大事なんですよ。ティラミス系も

瓶なんで層が見えるじゃないですか。


うちのシリーズは全部断面見せてるものが

多くて、最近取り扱ってる

京都の清水チーズ工房ってところのも

断面なんですよね。




阿部:この断面にそそられちゃいます♡

ますます手にとって見たくなりました。



ーそうですよね。やっぱり僕ら無人なんで

店員の説明がいらないようにしないと

いけないんです。


そうすると、見てわかるようにする

必要があって。どんだけこだわってても

人が説明しなきゃいけないんじゃ

意味がないんで。



阿部:なるほどー!あと、洋服なんかでも

そうなんですけど、店員さんが沢山

いらっしゃって話しかけられると、

「いやいや、ゆっくり見たいので放って

おいてください」って思っちゃうんですよね



ーそうそう、そうなんですよ。

それはね、やっぱりプレッシャー

かかっちゃうじゃないですか。


だから僕も店頭にいて色々やってる時が

あるんですけど、お客さんいる時は

あんまり姿を現さないんです(笑)


僕が姿を現すのは、ちょっと高齢の人とか

セルフレジの使い方に苦戦してそうな人が

いた時は話かけますけど、過去に商品の

説明をしたことは一度もないです。


商品の特徴を書いてあるものを色々置いて

「自分で見てください」ってだけですよね。


防犯カメラのデータも見てるんですけど、

意外とね、多分普通のケーキ屋さん

だったら立ち入ってこれないだろう

っていう中年男性が一人で入ってきたり

っていうのは、無人だからできることだな

って思ってるんですよ。



阿部:うわっ!それはありそうです!!

男性ってそう言いますよね?



そうなんですよ。見てて面白いですよ。

ちょっと挙動不審な人とかもいて

「大丈夫かな?この人」みたいな(笑)


なんかすごいキョロキョロしながら、

パンケーキ缶を手に取ってるんですよね。



阿部:想像できちゃう(^ ^)



一瞬この人、悪い事しようとしてんの

かな?って思うぐらいだけど、

普通にレジでお金払ってるので、

ただ単に周りが気になるんだろうな

っていうことですね。


そういう、今まで買いたくても

買えなかった人たちも開拓できるのが

面白いと思いますよ。

無人の良いところですね。



阿部:優しいサービスですね。

でもそのお店に、たまたま梅を食べに

工場見学に行ったことがご縁で商品として

新しく並べられるってすごいですね。



ーそうなんですよ。何事も僕は、

出会ったらその縁は大切にしたいので、

なるべく即断即決で交渉するんですけど。



阿部:そのスピードがすごいですよね。

私たちだと、「これいいな」って思っても

一度持ち帰って、連絡してみようかな?

って迷って後ほど連絡してみて、

みたいなことで、取り扱うまでにすごい

時間をかけてしまいそうですけど、

そういうところがさすがですよね!


だから、4/5に工場見学に行って、

初めて出会った商品がもう4/13には

店頭に並んでるなんてことになるんですね。


出会って1週間ですよ!すごい!



ーそうですね。商品もずっと同じものだと

飽きられちゃうので、新しいものは

どんどん入れていきたいですよね。


やってると、人気商品とそうじゃない商品

とに分かれてくるんで、人気商品は

残しながらどんどん新しい商品を

循環させていったりっていうのは、

大事かなと思いますね。



阿部:デパートみたいでいいですね!



ーゆっくりと気兼ねなく見てもらえるん

ですよね。久しぶりに行くと新しい商品も

出てたりして。

楽しんで来てもらえれば、嬉しいですね。



阿部:それが365日24時間でしょ?

お正月もないんですもんね?



ーそうです。むしろ正月は売れると

思いますよ。人が集まる時はやっぱり

売れるんですよね。

だから、先週のお花見日和だった時は

売り上げ3倍くらいになりましたよ。


近くにちょうどお花見スポットもあって、

立地的にも良かったんですけど。

お花見って屋台とか出てますけど、

家に持ち帰る系じゃないじゃないですか?

だからお花見して帰るついでに立ち寄って

お持ち帰りスイーツをいっぱい買って

もらって、って流れができてたんで、

それはよかったなと思いますね。



阿部:いいですよね、期間限定とか。

その季節に合ったものもあれば。



ーちょうど桜の季節だったんで、

チーズケーキも桜もち味とかもありますし

母の日に併せて母の日仕様の

「ありがとう」のメッセージが入った

”和かろん”とかあったりしますね。




阿部:そういうの嬉しい!

やっぱり"ちょっとのご褒美"ですよね。

あったらいいな♪の「ちょっと」がある。



ーそうですね。今全国に増えてますよね。


無人販売の業態っていうのは、

増えているのはスイーツだけじゃなくて、

もう少しするとそろそろ潰れ始める店舗も

いっぱい出てくる時期かなって思ってます


だからチャンスだなって思って、

このタイミングでやってるんですけどね



阿部:すごいですね!中邨社長の頭の中を

少し覗かせていただいて、チャンスを掴む

ってこういうことかなのかって思いました。


スイーツのお店は、私の中でのイメージが

広がって、楽しみになってきました♪



ー四国にも進出できるように頑張ります!



阿部:お願いします!


最後に、今回お話を伺った中邨社長の

これまでの人生の中で「生き切る」っていう

テーマのようなものがありましたら、

聞かせていただけますと嬉しいです。



ーいやでも、僕は本当にそういうのが

全然ないから。


でも、目の前の事は一生懸命やりたいし

楽しみたいっていうのはあります。


楽しくないことはやりたくない。


そうは言ってもやらざるを得ない部分も

あるんですけどね(笑)

それはしょうがない。




阿部:”楽しんでられる”っていうのを

今回感じました。


どんな壁がこようとそれを乗り越えられる

っていう強さと粘り強さ、あとは、

根性っていうのを学ばせていただきました。


ロンボク事業もですし、他の事業も今後、

中邨社長がどう発展されていかれるのかが

楽しみで仕方ありません。


また、オアシス倶楽部で追わせてください。


今日は本当にありがとうございました!




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