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タクタカのアグリ農業奮闘記〜ゼロからのスタート〜

執筆者の写真: 倶楽部 オアシス倶楽部 オアシス

前回までのお話


『今!のワクワク』を生きたい!元、地元アイドルグループリーダーのTakumiと元自衛隊レンジャー隊員だった屈強な男タカ男


対照的な2人


友達に話しかけてるTakumiの楽しそうな様子を見て「Takumiと俺の距離感を、そうできるようになってみたい」


そんな気持ちが芽生え始める。


歩み寄ってみよう。


いや、歩み寄ってみたい。




そんな2人が、愛媛県伊予市で『アグリカルチャー農業』を立ち上げる。



先に1人で始めたのはTakumi




まったく何もわからない未知の世界。

1年間の修業に出ます。


愛媛県の南予という場所に。



〜ここでちょっと愛媛のご紹介〜


愛媛県という県は3つの地域に区分されています。


・東の東予

・南の南予

・真ん中の中予


この3つの地域、それぞれ気質の違いがあるのだとか。



「東予・南予・中予それぞれの地域に100万円を渡したら?」


・東予ーそれを元手に会社を興し、100万円を何倍にもしようとする。


・南予ー酒宴などで一晩で豪快に大散財する。


・中予ー100万円を預けて金利で贅沢をできたらなぁーと夢を見る。



・挑戦的な東予

・豪快な南予

・保守的な中予


非常にシャイと言われる愛媛県民

同じ県の中でも地域によって異なる気質

面白いですね。




さて、南予で修業を積んだTakumi。

ここでは、彼の人生を変える程の出会いがありました。


農業だけでなく、厳しくマインドを叩き込んでくれた陽介兄さん。


彼のお陰で、今Takumiは責任感をもって、この『アグリカルチャー農業』を担っています。


陽介兄さんとのお話はまた、別の機会に。



そして、南予でTakumiは知りましたよ!


『オクラが儲かる!』


って。



南予でやってみた「これだ!」と思ったオクラとブロッコリーを持ち帰りました。

中予にある伊予市に。


そこで、加わってきたタカ男と2人でオクラとブロッコリーの栽培を始めます。



タカ男、この時を振り返ってこう話してくれました。


「農業をナメてた」



自衛隊、しかもレンジャーの勲章をも得た男の言葉です。



なんならタカ男は思っていましたよ。

農業にはまったく興味はなかったんです。

農業やった後に、自分のやりたい代理店の仕事を頑張って見返してやる!


そんな事はどこへやら。



オクラという作物は、成長が早く次から次へと生るんです。



朝、日の出の頃から始めた作業は夜の11時になっても終わらねぇ。



なんじゃこりゃ。



まだ追い打ちをかけるように

Takumiと2人一生懸命やってもやっても



「あれっ?」


「オクラって儲かるんじゃないの?」



「あれっ?」


「なんでや」




そうなんです。


南予では儲かるオクラ

中予では、


土も風も出荷のシステムも全部違うんです。


同じ愛媛なのに!


こうも違うのか。。。




「オクラじゃ儲からねぇー!どうしたらいいんだーーーーー!!」




やっぱり2人は、歩み寄らなければならないようです。



それが一番の難関.....



to be continue....


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