一気に夏の暑さが増してきましたが、
先月は、さわかやな初夏のもと、
松山では田植えが行われました!
アグリボーイズの2人や焙煎千恵美さん
そこに今年は!ボランティアで
手伝ってくれるメンバーが加わって😍
なんとも賑やかな田植えとなりました!
気合いは十分です🤭
田植えは今では、機械で行うのが慣例ですが
昔は、1本1本人の手で植えていました。
「田植定規」という道具を使って
男性が田んぼに目印をつけ、
「早乙女」と呼ばれる女性たちが
1本1本真っ直ぐに植えてゆきました。
田植えって、女性の仕事だったんですね。
私たち日本人の祖先は、稲は
神様によって作られると考えてきました。
弥生時代に日本にやってきた
「命の根」すなわち「イネ」
稲作は、日本人が落ち着いて
ひとつの場所に住み、食べ物に困らない
暮らしをもたらしてくれたんですね。
米作りは共同作業が基本です。
稲作を生業とする人々が集まって
集落が生まれ、
村ができ、社会が誕生しました。
稲作が伝わる前の日本人は、
実や魚や肉を獲りながら
住まいを変えて暮らしていましたが、
お米がとれるようになってからは、
余ったお米は保存がきくようになりました。
この「余剰」が、米以外の作物等と交換する
貨幣としての役割を果たすようになり、
余ったお米でモノを増やし、
文明が発展していきました。
さて、この水田というのは、
米作り以外にも
✓天災を防ぐダムの代わり
✓水をキレイにする浄化作用
✓渡り鳥の餌場
✓魚や虫の住処
といった様々な働きがあります。
稲は自然や私たちを生かしながら
日本文化が作られるまで
とても大きな役割を担っていました。
「子が芽吹く」願いを込めて「コメ」と言い
「込める」のは「男」
「芽吹く」のは「女」
両手でコメを結ぶことを「おムスび」と言い
「ムスコ」と「ムスメ」の
「結び=生すび」が子孫を継承させてゆく…
命を生む女性が田植えをすることで、
神様を祀ると同時に命を尊び
自分たちの命が代々続くことを願っていた
神聖な作業が田植えだったんですね。
ちなみに、片手でコメを握ることを
「おにぎり」と言うそうです。
さてさて、今回の田植えを
お手伝いくださった
坂本さん
葵斗くん
毛利さん
嶋津さん
西山さん
量子さん
それぞれのご経験からのアドバイスを
もらって、とても助かりました。
本当にありがとうございました‼️
大変な作業を楽しんでしてくださった様子は
動画にまとめましたので、
最後にお届けいたします。
皆さまぜひ、ご覧くださいね。
それにしても
なんてステキな表情なんでしょう😍
手植えをすることは、
泥に足を取られながら長時間腰をかがめる
とてもキツイ作業ですが、
泥を手足につけることで、
免疫機能が向上するという研究結果が
あるそうです。
また土の中の菌や微生物には、
ストレスに対する抵抗力があることが
確認されています。
自然に触れ、豊かな時間を仲間たちと☺️
手間暇をかけて育てられているこのお米
生命力にあふれたチカラ強い
美味しいお米になること間違いなしです!
秋の収穫が今から楽しみですね✨
そう言えば、
田植えの最中に実は、お目にかかった
大量のジャンボタニシちゃん
何やら面白い発見があったそうです。
現場では実験も行うとかなんとか…
また何か、お届けできることが
あるかもしれません🤭
田植えの様子はこちらから🔻🔻🔻
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