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【情熱輩先】〜お金の専門家に聞く!人生で大事にしていること 後編〜

執筆者の写真: 倶楽部 オアシス倶楽部 オアシス

"お金の専門家"村上達郎さんに

どうやってここまでこられたのか、

興味津々な情熱焙煎 阿部千恵美が

根掘り葉掘りお話を聴かせていただく

このコーナー『情熱輩先』

今日は後編をお届けします


早速前回の続きからいっちゃいましょー!

____________________________


村上:月並みな表現になっちゃうんですけど

僕にとって当時から母親の存在って

大きいと言うか、偉大だったんですよね。



ー偉大な存在・・・



村上:なぜかと言うと、基本的に手放しに

信用してくれてるってスタンスでしたし、

ポジティブな声かけをしてくれるんです。


だから僕、自己肯定感がすごく高いと

思うんですけど、それは基本的に

「信じてくれてる」ということがあって。


例えば、中学校の時に警察に行った時でも、

基本的に僕を信じてくれてましたし。

でも実際に事が起こった時って、

信じると言いつつも

疑う人って多いと思うんですね。

そんな中でおかんは、

本当に僕のことを信じてくれてた。



ーおかん、っていいですね。



村上:そうですね。

ほんまに今でも偉大やと思ってます。


自分も子供の野球見てて

「練習してへんやん」

って思うことがあるんですよね。

子供が「してる」って言うことを

信じてあげられるかっていうと、

なかなかできひん場面があるんですけど、

でもそれを僕は、信じてもらってたんで。


だから今の僕があるんやなって思います。


仕事しだしてからは、母親が病気になって

稼げる仕事に変えましたけど、


母が亡くなった時に、

葬儀に参列してる人が泣いてる姿を見て

「専業主婦でもこういう風に

言ってもらえるんだ」

って思ったんですよね。


「僕が今死んだとしても、そういう事を

言ってくれる人が何人いんのかな?」

って思った時に「いないな」と。


最後に親ができる教育って死ぬ時に

「あなたのお父さんは偉大だったの」

って言われて初めて、

あんまり普段見ぃひんけど、

そういう人やったんやって思って

もらえるってことがあると思うんですね。


親としてそういう存在になりたいなって

いうのはありますね。


だからもっと、

人と関わって生きていこうかなと。



ー村上さんが人と関わるのに

「大事にしているもの」って何ですか?



村上:さっきの話に紐づくかも

しれないですけど、

「信じる」ということかもしれないですね。


「信じる」というのは、

自分自身を信じるということでもあります。


やりたい事をやるにしても、

ただ自分のやりたい事をやる

っていう心情ではなく、

そうしたとしても、

うまくいく自分を信じる


そうする事が、

きっと周りにとってもいいと信じる


そういう風にやってても、

信じてもらえるということを信じる


信じて欲しいし、

信じたい



でも、なかなかそれが難しいなっていう

場面が多いんで、そこは人を通して

磨かれていくしかないのかなと思いますね。



ー人を通して磨かれていく…

村上さんってこれまで、

色んなお仕事をされてるじゃないですか。

仕事を選択する時の基準はありますか?



村上:最初きっかけは打算的なんですよね。

例えば転職する時だって、

年収で保険業界を選びましたし、

代理店を移る時も

自分にとって手数料が高いところとか。


働き甲斐とかじゃなくて、あくまでも、

働くことで自分が自由を得られるかどうか。


最初は打算的に動き始めるんですけど、

まぁ決める時には結局、

人で決めてるところはありますよね。


『この人信用できるな』っていう人の

ところにしか僕は行ってないです。



ーその信用の物差しって、

どういうところですか?



村上:正直な人だなと思う時ですかね。


いい事しか言わないってのは、

まったく響かないというか、

ちょっと穴を感じるくらいの方が

よかったりします。

第六感的なところが強いのかもしれない

ですけど、そこに従って生きてますね。



ー私最初に村上さんのセミナーを

聞かせてもらったのって、実は

4年前くらいなんですね。

当時の村上さんと今の村上さんって、

結構印象が変わってるんです。



昔はもっと恐そうな雰囲気を

出してたというか…何かここ数年で

変化された事ってありますか?



村上:そうですね。昔僕の会社にいた

業務委託も合わせた従業員40人が、

一気に辞めて6人になったり、

共同事業で一緒に始めた人と

お金で揉めた事もあったりで、

そこでマネジメントを学ぼうと思って

『識学』を学んだんですけど。


ここ数年でいうと、

従業員という立場じゃなくて

中庸として色んなメンバーの出入りがあって

密接に関わる人が増えてから

大きく変化してると思いますね。


当時ガンガン損金商品を売ってる時って、

いかに売るかっていうところばっかりで、

友達っていうと、数多くいますけど

僕仲良い人って2人しかいないんで、

その2人と家族の前でしか

仮面を外さなかったですね。


だけど、そういう自分が大変な時に、

田坂オーナーと由香里社長が

定期的に食事に誘ってくださって、

何回も会ってると、どんどん人って

開示していくじゃないですか。

開示することで楽になって、より安心して

次の事を話すみたいなことがあって。


「あー人間関係の基本ってこうなんだよな」

って思い始めたんですね。


そういう関わりをこれまでもしてたら

良かったのになって思う場面もあって、

自分にとって地獄のような瞬間が

いくつもあったので、

自分がツンケンしてる状態では

良くなかったよなって

考え方になりましたね。



ー今の中庸としてのメンバーとの関わり

って、前と違ってどんな感じなんですか?



村上:僕の接し方が変わったって

言う事かもしれないですけど、

付いて来てくれるというか

『仕事って数字をあげてなんぼや』

みたいな考え方ではなくなったので、

そういう風に彼らの事を見てると

愛情を感じるようになったというか。


付いて来てくれる人が

良くなってもらえる様に

何とかしたいなっていう風には思います。


あの時、うまくいかなかった時のメンバーに

同じ様にしてたらどうだったんだろう?

っていうのは今でも思います。


こうすれば本当は良かったのにな

という自戒というか反省はあって、

忘れないようにしようと、

敢えて思い出すようにはしています。



ー変化したご自分を感じつつ、今も

田坂オーナーと毎月時間を取られる

それって何故なんですか?



村上:僕のところにいてるメンバーが

問題を抱えていて、それを変えるんだったら

オーナーと由香里社長が関わることでしか

変えていけない。

僕はそういうやり方を知らない。


単純にお金を儲けさせることはできますし、

マシンにして全部覚えさせたらできる。

ですけど、そんな事したくもないですし。


やっぱり、関わっていて心地がいいです。


なんて言うんでしょうか。

こうしたらいいんだろうなと思いつつ

結局それってすぐに忘れてしまうので、

オーナー達と一緒に居ておかないと

自分の元の姿に戻っちゃうんだろうな

というのもあるんで。


そうなると、怖いですよね。


オーナー達の環境に居続ける為に

やる事をやってる感じですね。


いいですよね、

なんか、ファミリーでやるのって。


結局仕事を取り上げてしまったら、

一人の人として魅力的かどうかで考えると、

数字だけ追いかけていくような人には

全く魅力はないと僕は思ってて。

仕事を取っ払った時に

変わらない関係性を作れるようになりたい

というのがあります。



昔はそう思わなかったですけど、

色々あってから思うようになりました。


人生の中で苦しい時期に

「うんうん」って話を聴いてくれるだけで

癒しってあると思うんです。


田坂オーナーと由香里社長には

そういう事をしてもらってきたんで、

今後どんな事があろうと

僕から裏切ることはないですね。



ー大切な事を聴かせていただきました。

最後に一つだけ。村上さんの思われる

『お金の専門家』とは?



村上:一心同体、ですかね。


持論として、自分が掛けてるもの、

もしくは自分が運用している商品を

提案するようにしてます。


日本の人は自分がやってなかったとしても

商品を売る為の提案をすることが

あると思うんですけど、

世界基準のルールとして、本当のプロなら

自分がやってるものを提案する。


そういう意味では、

自分が選んだものが間違ってたら

お客さんにも迷惑かかりますし、

だから『一心同体』ですね。


その為に今でも学びを続けています。



ー村上さん、実体験での貴重なお話を

聴かせてくださって、

ありがとうございました。


では最後に村上さんが出版された

『お金を増やそうと思ったら最初に読む本』

の感想をお伝えさせていただきますね。



この本はとにかく”読む人の立場に立って”

書かれてあるのを感じました。

なので、内容の一つひとつを自分事に

置き換えて考えることができました。


印象的な場面は、


金融商品一つの商品だけですべてを解決できないものと認識し、それぞれの弱点などを補うような商品を組み合わせて保有することをお勧めします。ご自分の環境や生活スタイルを考え、理解してくれるコンサルタントの存在が大きな意味を持つと思います。


本に書かれてあることと、

今回取材をさせてもらって感じた

村上さんの『一心同体』と言われる

その人その人に責任を持って

寄り添われる姿勢と、目の前の人の

お役に立てる自分で居られる様に

努力し続けているお人柄が一致して、

ますます好感がもてました。


また、本の最後にこう締めてあります。


投資は、決して儲けることだけが目的ではありません。現在の私たちを取り巻く厳しい経済状況のなかで、老後もせめて好きなものを食べたり飲んだりできるという、今と同じレベルの生活を維持するための自己防衛策なのです。


本書がそのための一助になれば…これほど嬉しいことはありません。


目の前の方により良くなっていただきたい

『利他の心』


きっとこの本は、

あなたの人生を生きるために、

あなたを守ってくれることを

わかりやすく伝えてくれると思います。


ご一読をおすすめします。


このオアシス倶楽部におられる方が、

正しい情報を得て、

豊かな人生を送れますように。


またその豊かさが広がっていきますように。


これからも私、阿部千恵美は

情熱をもって精一杯尽力させていただきます。


ここまでお読みいただき、

ありがとうございました。

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